幾度となく日本一に輝いてきた豊後牛の歴史が始まって百年目の節目に、新しい大分県産和牛高級ブランド「おおいた和牛」が誕生しました。
「おおいた和牛」は、品質の高い豊後牛の中でも美味しさにこだわった農場で育てられた肉質4等級以上のものだけを選んだ逸品。これまでの百年の恵みを糧に、これからの百年も誇れる大分県産和牛として、「おおいた和牛」の挑戦が始まります。
おおいた和牛の認定基準は、以下のとおりです。
おおいた豊後牛※のうち
1 上位等級(肉質4等級以上)による品質確保
2 美味しさにこだわった生産農場による顔が見える牛づくり
3 美味しさにこだわった生産農場で取り組む美味しさの追求(米やビール粕などの給与)
※おおいた豊後牛の定義:大分県内で最も長く肥育された36カ月齢未満の黒毛和種のうち、肉質等級2等級以上のもの
豊後高田市の生産者・片桐和彦さんは、大分県畜産共進会肉牛の部で2年連続グランドチャンピオンに輝きました。
片桐さんは、新しい大分県産高級ブラント「おおいた和牛」の参画農場です。
消費者の笑顔を想像し、旨い肉にこだわります。
まだ辺りは薄暗い朝5時半ごろ。
片桐さんの仕事は、牛の体調管理から始まります。
「牛の健康状態は、寝ているときによくわかる。牛はとても繊細な動物で、ちょっとしたことが体調の変化にもつながりかねない。
穏やかな環境ですごせるように配慮を欠かしません。」と片桐さんは言います。
同じく大切にしていることは、独自の手法で配合する餌づくり。
「牛の体調や成長にあわせて、与える材料や配合比率は変わります。おいしい肉は、健康な牛からしか生まれない。」
おいしい牛肉でより幸せを感じてもらえたら
片桐さんの強いこだわりが、口どけのよい上質な脂の肉質に育つ理由です。
「特別な時に牛肉を食べる機会が多いと思うんです。そんな時に、おいしい牛肉でより幸せを感じてもらえたら。」
消費者の笑顔を想像しながら、おおいた和牛をさらにメジャーにしたいと願う片桐さんは、やる気と情熱に満ち溢れています。
市報 ぶんごたかだ 平成30年10月号で詳しく紹介しています
新たな大分県産和牛高級ブランド「おおいた和牛」で全国に挑む、片桐さんを詳しくご紹介しています。
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