110年以上に及ぶCONVERSEの歴史において、「ALL STAR」はほぼ不変のデザインとスペックで展開されているブランドを代表する名作になります。
元々はバスケットシューズとして1917年に誕生し、その後、様々なファッションと結びつきながら今やスニーカーのベーシックとして年齢、性別を超えて世界中で愛されています。
2013年に新たな高付加価値モデルとしてデビューしたのが「CONVERSE MADE IN JAPAN」モデルになります。
【ラスト(型)】特徴としては、日本国内の高い技術で作成されていることはもちろん従来品のキャンバスオールスターと比較してもシルエットはシャープな仕様となっており、そのすっきりとしたフォルムはラスト(型)に起因しています。
【アッパー(表面)】ラスト以外としては、アッパーに用いられているキャンバス生地も上質な国産の素材感を使用しており、「ホワイト」「ブラック」「ナチュラルホワイト」の3色に絞った展開ですが、その色合いも各々で異なります。
【トゥ(つま先)】シルエットと同じくわかりやすい特徴はトゥ(つま先)の形状です。CANVAS ALL STAR Jのトゥは小ぶりの半円型。つま先部分のディテールを変更するだけで、見た目の印象は大きく変わり紐を締めたときの美しいシルエットとなるようパターンを調整しています。
【シューレース(紐)ハトメ】シューレースは、ポリエステル素材ではなく、柔らかな優しい風合いの出やすいコットン素材に変更しており、シューレースを通すハトメも光沢のあるアルミにアップデート。CANVAS ALL STARとはコーティングの仕様が異なるため、真鍮のような輝きになっています。
【クッション】断面を見ないとわからない内側のクッショニングの構造にも違いがあります。日本製はクッション性を支える発泡ラバーの気泡が細かいため、ソールユニットは包み込むようなクッショニングになっています。シャープなデザインと上質な素材感だけでなく、快適な履き心地も楽しめる一足です。
【ヒールラベル(ロゴ)】ヒールラベルの下部分に「MADE IN JAPAN」を印字。ホワイトのキャンバスに赤字で印されたインソールのコンバースロゴは、日本の国旗をイメージしています。