兵庫県西宮市【にしのみやし】
- 兵庫県西宮市のご紹介
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西宮市は、大正14年4月1日の市制から90余年の歴史を歩んできました。
古くは、廣田神社・西宮神社などの門前町、宿場町として栄え、江戸時代には宮水を使った酒造りが盛んになり、明治末期からは住宅開発が進むとともに、阪神間モダニズム芸術文化の中心地となりました。
また、昭和38年には「文教住宅都市宣言」を行い、その誇り高い都市目標を基調としたまちづくりを進めてきました。
山・川・海の自然に恵まれた環境、交通の至便さ、美しく閑静な街なみ、上質な文化風土、多くの大学・短期大学を有する恵まれた教育環境は、わがまちの誇るべき財産です。近年では、県立芸術文化センターや有名な洋菓子店なども、街のあたらしい魅力となっており、このような多彩な魅力は、市内外から「関西で住みたいまち」として高く評価されています。
- ふるさと納税の使い道
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みなさまから頂いた寄附金は下記のメニューに使わせて頂きます。
寄附者に使い道を選んでいただけますので、未来の西宮市のためにも寄附先をご検討ください。
- 市の文化振興事業など(文化振興基金)
- 文化振興基金は、西宮市の芸術文化の振興を目指し、平成12年に設置されました。演奏会・展覧会等の文化振興事業の実施と、本市にゆかりのある美術品その他これに類するものの収集に係る費用に活用しています。
■寄附金の活用事業
・小中学校アウトリーチ事業(令和5年度実施)
市内の小中学校、延べ67校に対し、アーティスト(音楽や古典芸能、ダンス等)の授業への派遣や、西宮市大谷記念美術館で本物の芸術作品にふれる場を提供しました。
子ども達の生活環境に関わらず文化芸術を体感する機会を提供し、文化芸術の持つ力を感じてもらうとともに、他の生徒とのコミュニケーションのきっかけや新たな自分の発見の機会として実施しました。
- 社会福祉施設の新設拡充や在宅福祉事業など(「青い鳥」福祉基金)
- 皆様から社会福祉のために寄せられた寄附金を「青い鳥」福祉基金として積み立て、障害のある人や子ども、高齢者などの福祉を充実するための各施策に役立てています。
■寄附金の活用事業
・心身障害者扶養共済年金付加金
障害者の保護者が死亡又は重度の障害状態になった際に受け取る年金(県の制度)に対し、市独自で追加支給を行っています。
・心身障害者扶養共済掛金補助金
一定期間継続して制度に加入している方に対して、市独自で1口目の掛金相当額を給付しています。
・養護老人ホーム「西宮市立寿園」備品購入費等
備品購入費や施設の修繕料の一部に充てています。
・養護老人ホーム入所者法外扶助
養護老人ホームの入所者で、年金等の収入のない方に対して日常経費の一部に充当するための扶助費を支給しています。
・ひとり親家庭相談事業経費 養育費確保事業補助金
公正証書等を作成して、養育費の支払いに関する取決めを行うための費用を補助しています。
・こども未来センターにおける療育用備品及び相談支援用備品購入費
理学療法や作業療法などの各種訓練で使用する器具や相談員が子供の運動面を評価する際に使用する器具の購入費に充てています。
- 高齢者の社会的活動の経費助成(長寿ふれあい基金)
- 高齢者等の社会参加を支援し、健康の保持等を増進することにより市民福祉の向上を図るため各施策に役立てています。
■寄附金の活用事業
・高齢者バス運賃助成金
バスを利用する高齢者の外出支援を行い、健康の保持等福祉の増進に寄与することを目的として、助成金を支給しています。
- 市内看護学校に通う在学者の奨学金(協愛奨学基金)
- 市内看護学校・大学の看護学部を卒業後、看護に従事する優れた人材を確保するため、皆様からの善意の寄附金を協愛奨学基金に積み立て運用し、その運用収益を財源とし市内の民間医療施設・福祉施設に就職する意思のある看護学生へ無利子で奨学金の貸付を行っています。
- 花と緑のまちづくりを進める事業(緑化基金)
- 緑ゆたかで快適なまちづくりを進めるため、昭和59年に「西宮市緑化基金」を設立しました。
皆様からの善意の寄附金を積み立て、夙川公園などの「桜の名所」の保全や市内緑化の推進などに活用しています。子供たちに花と緑いっぱいの「にしのみや」を残すため基金の趣旨をご理解いただき、是非ともご協力ください。
■寄附金の活用事業
・桜の名所・みどりの再生事業
桜が衰退する原因を調査し、対策事業を実施するとともに後継樹を植栽
新たな桜の名所づくり
・その他、市の緑化事業全般
- 経済的理由で修学困難な高校生・大学生への奨学金(奨学基金)
- 奨学基金は、経済的に修学困難な高校生・大学生に学資を支給することで、有為の人材を育成することを目的に設置され、いただいた寄附は長期的に奨学金の財源を支えるものとして活用しています。
- 児童・生徒の国際交流や国際教育の振興(教育振興基金)
- 教育振興基金は、西宮の国際感覚豊かな人材育成のため、児童生徒の国際交流や国際教育の振興に活用しています。
■寄附金の活用事業
・西宮市立高等学校海外語学研修(令和5・6年度実施)
- 図書館の資料収集や設備の整備など(図書館振興基金)
- 西宮市立図書館では、すべての人が読書の楽しみを味わうことができ、子供たちが心豊かに育ちゆくきっかけとなる読書環境を充実させるため、子供向けの図書や、小さい文字が読みづらい方にもやさしい資料などを購入しています。
■寄附金の活用事業
・おはなし会などで使用する大型絵本
・学校での調べ学習用の本
・小さな字が読みづらい方のための大きな活字の本(大活字本)など
- 市民のスポーツ振興を図るための事業(スポーツ振興基金)
- スポーツ振興基金は平成4年度に設置され、市民のスポーツ推進を図るために活用しています。
■寄附金の活用事業
事業者が有する経験やアイデアなどを積極的に取り入れ、幅広い市民を対象に、運動・スポーツ実施の機会を提供する「スポーツ振興基金運用事業」に活用しています。
また、市立学校園へ西宮にゆかりのあるトップアスリートを授業や部活動に講師として派遣する「アスリート先生派遣事業」に活用してします。
令和5年度実績
【スポーツ振興基金運用事業】
・トップアスリート 琉球アスティーダ監督 張一博に学ぶ 卓球講演・講習会
・浜甲子園スポーツフェスタ
・パラスポin Nishinomiya~車いすバスケットボール&ローリングバレーボールを楽しもう~
・3×3Festa・3×3甲子園
【アスリート先生派遣事業】
年間延べ28校で実施し、2,404名の方にご参加いただきました。
- さくらやまなみバスを継続的に運行するための事業(バス事業基金)
- さくらやまなみバスは、山口地域から南部市域へ直接連絡する唯一の交通機関として平成21年4月から運行を開始しています。
このことにより、山口地域から南部市域の高校などへの通学をはじめ、通勤やお出掛けなど、南部市街地への移動が大変便利になりました。また、乗り継ぎなしで直接有馬温泉へ出かけることができるのも魅力のひとつとなっています。
さくらやまなみバスの継続的な運行を確保するため、当該基金を今後の車両の更新費用や運行経費に活用させていただきます。
■寄附金の活用事業
令和5年度は、バス乗降時の段差がなく、高齢者や児童、車いす利用者の方に乗降の負担が少ない、ノンステップバス車両(3台)の導入等に活用しました。
- 犬猫等の動物愛護に関する施策の推進 ~実質的殺処分数ゼロの取組~ (動物愛護基金)
- 動物愛護基金は、動物愛護に関する施策を更に推進し、実質的殺処分数ゼロ※の取組をすることで「人と動物が共生できる街づくり」の実現に向け設置しました。
市内の野良猫(以下「所有者のいない猫」という。)への不妊去勢手術等の支援事業や動物管理センターで保管する犬猫等の譲渡を推進するための事業などに活用していきます。
※実質的殺処分数ゼロとは、譲渡することが適切ではない(治癒の見込みがない病気や攻撃性がある等)犬猫及び負傷等による引取り後の死亡を除いた犬猫の殺処分数をゼロにすることを指します。
■寄附金の活用事業
令和5年度
・所有者のいない猫不妊手術助成金への充当(手術実績459匹)
・不妊手術の為の捕獲箱購入(12個)
・動物管理センターから譲渡する犬猫へのマイクロチップ登録(140件)
・子猫の一時預かり事業に用いるミルク等物品、医薬品購入
・動物管理センター保管動物の診療等委託(犬2頭、猫2匹の診療・手術を実施)など譲渡推進事業(譲渡実績犬猫75頭・匹)
- 市の環境施策を推進するための事業(環境まちづくり基金)
- 西宮市は、地球規模での気候変動に伴う異常気象の多発、生物多様性の喪失、さらにはごみ問題などの様々な問題に対応するため、第3次西宮市環境基本計画を策定しました。下記の環境目標を目指し、環境負荷低減に向けた取組を基金を活用して推進していきます。
1.ゼロカーボン~二酸化炭素排出量実質ゼロのまちへ~
2.資源循環~ごみを減らし、資源を有効活用するまちへ~
3.生物多様性~生き物のつながりが豊かな恵みを育むまちへ~
4.安全・快適~安全・快適な生活環境をくらしの中で築くまちへ~
■寄附金の活用事業(予定)
環境学習のプログラム作り、学校等の公共施設への太陽光発電設備設置など様々な環境施策の推進に活用させていただきます。
- 市立中央病院の救急医療体制の維持など(中央病院応援寄附金)
- 市立中央病院は、県立西宮病院との統合により、令和8年度(2026年度)上期に西宮総合医療センター(仮称)として生まれ変わります。
統合新病院の開院まで、現在の体制を維持しながら診療や救急対応を継続していきますので、いただいたご寄附は、救急医療など当院の診療機能を維持する上で特にニーズの高い分野に活用させていただきます。
■寄附金の活用事業(予定)
中央病院の救急医療体制維持などに活用します。
【当院の救急体制】
・阪神南小児2次救急輪番
・西宮市1次救急輪番(外科)
・西宮市2次救急輪番(内科・外科)
上記のほか、市内診療所のバックアップとして当院独自の救急体制を敷いています。
【救急受入実績】
令和5年度 2,463件(救急車搬送1,495件、救急車搬送以外968件)
令和4年度 2,767件(救急車搬送1,445件、救急車搬送以外1,322件)
令和3年度 2,141件(救急車搬送1,125件、救急車搬送以外1,016件)
令和2年度 1,939件(救急車搬送906件、救急車搬送以外1,033件)
※コロナ禍を経て救急搬送要請件数が高止まりしています。
- 指定なし(貴重な財源として、広く市政運営に活用)