岩手県陸前高田市【りくぜんたかたし】
- 岩手県陸前高田市のご紹介
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岩手県陸前高田市は2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。
現在も完全に復旧・復興したとは言えない状況ではありますが、復興へ向けて少しずつ歩んでいます。
2017年春には嵩上げ地区中心部に大型複合商業施設「アバッセたかた」がオープンし、近くの大型遊具では子供たちが笑顔で遊ぶ姿も見られるようになりました。
2019年秋には震災伝承施設を兼ね備えた道の駅がオープンし、多くの方で賑わっています。
ここまでこられたのも全国の皆様からのご支援のおかげです。
ふるさと納税を通じても多数のご寄付とメッセージをいただいております、本当にありがとうございます。
〇ふるさと納税を通じて障がい者の雇用を!
岩手県陸前高田市ではふるさと納税の返礼品の梱包を障がい者の皆様に正式に委託しております。
もしかすると、きちんと梱包されているか心配される方もいるかもしれません。もちろん様々な障がいにより苦手な作業もありますが、皆さんの高い集中力と一つ一つの丁寧な作業には頭が下がります。
また、ふるさと納税は市の事業ということで自分達が「市に役立つ仕事をしているんだ」と誇りを持っています。手を抜くことはありません。
ご寄附の使い道として障がい者の皆様への支援をするのではなく、一歩進んだ直接的な取組みにより障がい者の皆様の雇用を生み出しています。
- ふるさと納税の使い道
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みなさまから頂いた寄附金は下記のメニューに使わせて頂きます。
寄附者に使い道を選んでいただけますので、未来の陸前高田市のためにも寄附先をご検討ください。
- (1) 子ども支援のための事業(出産・子育て支援、教育の充実など)
- 出産・子育て支援、教育の充実など
・子育て応援事業・・・子育て世帯を対象とした市内店舗で利用できるクーポン券の配布
・中学生医療費給付事業・・・中学生の医療費に対する助成
・妊産婦支援事業・・・子育て応援ヘルパーの派遣
・思春期・青年期保健事業・・・エイズフォーラム・講座開催
・乳幼児歯科健診事業・・・乳幼児の歯科検診の実施
- (2) 給付型奨学資金事業
- 大学や専門学校等へ進学するにあたり、経済的な理由により修学が困難な地元出身学生を対象とした返済不要の奨学資金を給付するもの
- (3) 高齢者、障がい者支援のための事業(医療、福祉の充実など)
- 医療・福祉の充実など
・ふるさとタクシー助成事業・・・運転免許を持たない高齢者へのタクシー利用券の配布
・地域見守り隊活動支援事業・・・災害公営住宅高齢者の安否確認活動
- (4) 農林水産業、商工業等の振興のための事業(観光、交流人口、ブランド米「たかたのゆめ」の振興など)
- 観光、交流人口、ブランド米「たかたのゆめ」の振興など
・果樹産地化推進事業・・・りんごやゆずなど果樹の産地化
・たかたのゆめ普及推進事業・・・農業体験ツアー
・エゾイシカゲガイの販促事業・・・エゾイシカゲガイの販売促進用
・観光宣伝事業費・・・観光看板のリニューアル
- (5) 移住、定住促進のための事業
- 人口定住増加対策事業
・人口定住増加対策推進事業・・・市外からの移住者の住宅取得に対する助成
- (6) 環境美化のための事業(公園、水辺、里山の保全など)
- 公園、水辺、里山の保全など環境美化のための事業
- (7) コミュニティ活動、NPO団体等の支援のための事業(祭り、地域行事、たかたのゆめちゃんPR活動の支援など)
- 祭り、地域行事、たかたのゆめちゃんのPR活動の支援など
・コミュニティ施設維持管理事業・・・コミュニティセンターへのAEDの設置
- (8) 岩手県指定文化財吉田家住宅(大肝入屋敷)復元事業
- ・復旧に向けた準備を進めています
吉田家住宅は、江戸時代に仙台藩領気仙郡の大肝入(村方役人では最上位の役職)を長く務めた吉田家の邸宅として、享和2年(1802)に建てられました。
東日本大震災の津波で吉田家住宅は全壊しましたが、地元住民や専門家により、一部の部材が回収されました。
現在は再利用可能な部材を活用した吉田家住宅復旧に向け、回収部材のスケッチ記録や、元の使用箇所を特定する調査を行っています。
- (9) 陸前高田思民のための事業
- 陸前高田市と関わりを続ける人たちを対象とした「陸前高田思民」制度の創設・推進。陸前高田への新たな人の流れを創造し『思民』が集うまちをつくります。
- (10) その他のふるさとづくりのための事業
- ・地域ブランド化推進事業・・・農林水産物等を原材料とした特産加工物の開発
・交通確保対策事業・・・ふるさとバスの停留所標識の設置