山形県真室川町【まむろがわまち】
- 山形県真室川町のご紹介
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山形県内陸部最北端に位置する真室川町は三方を山に囲まれる山間地で、北辺において国道13号線とJR奥羽本線により秋田県に通じる山形の北の玄関口です。しかし国道も鉄道もない時代には、冬になると雪に閉ざされ人の往来が極端に減る陸の孤島のような地域でした。
近年急激に進む人口減少の原因のひとつともなっている「雪」は、一方で恵みの源でもあります。雪解けとともに採れる真室川の山菜は県内においても評価が高く、甘みや粘りの強いのが特徴です。その他1年かけて雪の多い冬を乗り切る準備をしてきた地域であり、保存食や郷土料理をはじめとした暮らしの文化が醸成され、四季と農林業と切っても切り離せない数々の神事や風習を形成してきました。冬期間に内職仕事として編まれてきた藁細工やつる細工は、今もこの地に息づいています。
雪こそが真室川を真室川たらしめている要素なのではないでしょうか。
便利さや効率性、経済条件などの一般的な価値観では評価されにくいこれらのモノコトは、真室川においても次世代への継承に課題を抱えているのが実情です。しかし、多様性が評価される昨今にあっては、古くさいどころか、どこかユーモラスでホッとすることの多いこれらのモノコトに価値を見出す人も増えています。
- ふるさと納税の使い道
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みなさまから頂いた寄附金は下記のメニューに使わせて頂きます。
寄附者に使い道を選んでいただけますので、未来の真室川町のためにも寄附先をご検討ください。
- ①「受け継ぐふるさとの四季折々の景観美とこころ」~自然・環境保護と地域芸能文化の伝承の取り組み~
- 「森の巨人たち100選」の巨木たちに出会うことのできる山々、そこから流れ出る清流に代表される自然環境。
これらの豊かな恵みをもたらす自然にはぐくまれ、受け継がれてきた伝承文化(民謡、番楽、わらべ唄、昔語り)の保全に取り組みます。
- ②「がんばれ!真室川の子どもたち」~真室川の子どもたちの教育(スポーツ・文化)活動支援~
- 各大会で活躍を目指して活動する、小学校から高校に在学する真室川町の子どもたちを応援します。
- ③「地域ブランドの確立」~「安心・安全・本物」のこだわりの作物の生産~
- 環境保全型農業の推進による「安心・安全・本物」へのこだわり、山菜の促成栽培、原木なめこの生産拡大などの地域に根ざしたものづくり、販売、交流を推進します。
- ④「安心と安全」~健やかな生活のために~
- 急速な少子・高齢化の中で、高齢者福祉、子育て支援の充実に積極的な取り組み、生命や財産をおびやかす災害への備え、豊かな暮らしのための情報網を整備し、いざというときに頼りになる体制の整備を行います。
- ⑤「元気な地域づくり」~町民協働の地域活動支援~
- 元気な真室川町のための地域活動を支援するため、各種団体に対して公募による活動費助成を行います。
- ⑥「未来に残そう子ども達の学び舎」~県立神室産業高等学校真室川校支援 ~
- 平成27年に県立高校再編により「県立新庄神室産業高等学校真室川校」(分校)となった旧・真室川高等学校。
令和2年度の入学生が20名を下回ると次年度以降募集停止となることから、真室川校の存続のため支援事業を実施します。
詳しくは町ホームページをご覧ください。
- 真室川町の全般事業
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