北海道の中では雪の量も少なく、温暖な気候の長万部町。暖かい気候とともに、雄大な自然の地の理を活かした農耕が盛んです。長万部アグリ株式会社が生み出した、世にも新しいトマト「エンリッチミニトマト」をお届けします。

はじまりは地域創生

エンリッチミニトマトは、地方創生事業の一環として、北海道長万部町と東京理科大学が連携して取り組んでいる「先進的アグリビジネス事業」から生まれました。
独自開発の生体センサーで作物の健康状態を24時間体制で監視して、その育成を予測・管理しながら育てます。その結果、天然のミネラルや栄養分、水分が効率よく行き届き、高糖度なトマトになります。
しっかりした「甘み」と「旨み」があり、なめらかで弾力のある果肉は、販売開始以来、注目を集めています。

エンリッチという名前の由来

エンリッチ（ENRICH）というフレーズには、「豊かにする」という意味があり、人・環境・地域を豊かにすることを目指して名付けられました。エンリッチトマトは、ミニトマトを中心に、近隣市町村を始め首都圏にも出荷されており、エンリッチブランドは日本中に拡大しつつあります。たくさんの皆様に美味しいと食べてもらうことで、長万部町のことを知って頂きたいと思っています。

甘みと酸味の絶妙なバランス

本来のトマトの栄養素であるリコピンやGABAなどの栄養価も豊富にあることはもちろんですが、糖度に強くこだわっており、「糖度9度以上」がエンリッチのブランドをつけられる条件です。食べた瞬間「甘い！」と感じるほどの甘さです。また、甘い中にもトマト本来の酸味も加わり、そのバランスは絶妙です。他の地域にはない全く新しいトマトであることを実感頂けます。フルーツトマトのように甘さを実感して頂くために、そのまま食べることをおススメしていますが、カレーなどの隠し味やトマトスープなども最適です。
また、エンリッチミニトマトを100％使用したトマトジュースは食塩、防腐剤などの添加物は一切使用していないので、トマト本来の美味しさをお楽しみ頂けます。

ホタテの貝殻を肥料として活用

独自の取り組みとして、長万部町の代表的な海産物であるホタテの貝殻を砕き、肥料として活用しています。ホタテの貝殻を使用することによって、天然ミネラル分が増加し、病気に対する抵抗力も増すので農薬もほとんど使用していません。

ワンランク上のトマト

「トマトがちゃんと育ってくれて、お客様のもとに届いた時が一番有難くうれしく感じる」とは今回インタビューに答えて頂いた都築工場長のお言葉です。今後は、さらにエンリッチトマトの名前が広く知れ渡り、「トマトと言えば長万部！」になる日もそう遠くはないでしょう。
毎日の食卓のトマトをワンランク上にする「エンリッチミニトマト」。ぜひお試しください。