日本三大急流「球磨川」が東西に横断しており、南部では桃や梨などが生産されるなど、恵み豊かな大地を持つ熊本県錦町。
オリジナル料理で観光客をもてなすホルモン街道発祥の韓国料理屋「市房食堂」より、地元でも有名な国産牛ホルモン「ほるもんじいぃ」についてお届けします。

先代より続く隠し味の秘密

お客様から「美味しい」「また来たい」を作り出す名物料理は、長年続く「秘伝たれ焼きホルモン」。また食べたくなる理由には2つの特徴があります。
1つ目はよく使われる豚のホルモンとは違い、牛の皮がついている希少部位のミノやハチノスという胃袋部分を使用していること。
2つ目は先代より続く秘伝のたれです。韓国出身の先代創業者が研究を重ね、ピリ辛でコクのある味に仕上がっています。隠し味の全てはお伝えできませんが、一部に「人吉球磨の味噌醤油や唐辛子」を利用し、地元の人にも愛される味です。

2代目ならではの苦難を乗り越え…

今回紹介する返礼品「ホルモンじいぃ」は「先代のかつての呼び名」であり、先代への尊敬からこの名前にしたと現代表の岸田さん振り返ります。
跡継ぎをしてから数年間、「料理の味が変わった」や「おじいちゃんの時はよかったのに」という声をお客様から頂くことがあり、辛いことも多々ありました。しかし、先代の味を継承しつつ新たな挑戦をし続け、「先代は先代。自分は自分のお店をやろう。」と考え方を切り替えたことで、今の市房食堂があります。

60年以上続く伝統のお店

半世紀以上の歴史があり、昔ながらの風貌を構えながらも、中に入るとスタイリッシュな内装が広がる市房食堂。全てのお客様に“食堂”のコンセプトが伝わるようになっており、期待以上の料理を提供するのがモットーです。その美味しさは2018年にミシュランへ登録されるほどで、多くのお客様に伝統の味を提供しております。

“ふるさと”を場としても体現する

週末になると地元の方はもちろん、他県からも多くの方が足を運ぶほど人気店。年末年始などの大型連休には地元の方が帰ってきた際の集まる場としても大盛況です。
その中でもホルモンじいぃは人気商品であり、『ふるさとの味が食べたい方や懐かしい味を思い出したい方にはお勧めです』と岸田さん一押しの逸品です。

歴史があるからこその深みのある味を

観光名所にもなっているホルモン街道で、60年以上の伝統を守りながら、新しい挑戦をされている市房食堂。先代から引き継いだ伝統の味の「ほるもんじいぃの国産牛黒ホルモン」をぜひお召し上がりくださいませ。