162243
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大当窯30cm立横シーサーペア(赤焼)
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陶器
74000
シーサー作り専門店「大当窯(うふどーがま)」
約27年のシーサー作家の製作する一点物のシーサー。低火度で焼き締め、素朴さを出した和のある作品が特徴です。
窯主 比嘉 康雄
比嘉さんが営む、読谷村波平の手作りシーサー製造販売「大当シーサー屋」
シーサーを作り始めて27年。特注のガス窯でシーサーを制作しています。
70年余続く沖縄タイムス社主催の県内最大規模を誇る総合美術展「沖展」に出展し、奨励賞を受賞。(この時の作品名は「親子シーサー」)
現在は長男の康成さんと一緒にシーサーを制作しています。
シーサーの説明
沖縄県内のあちらこちらで見かけるシーサー。屋根の上から睨みをきかせていたり、民家の門柱に雄と雌で鎮座していたり。観光施設などには見上げるほどの大きな巨体で訪れる人を歓迎してくれるシーサーもある。もともと獅子像として中国から伝来し、お城の至る所や集落の入口に築かれ、権力の象徴や魔除けの役割を果たしてきた。基本的な姿勢は両前足を揃えて座っている「立ち」と、地を這うように頭を下にして尾っぽを空高く突き出している「張り」(沖縄の方言ではホーヤーと言われている)。その姿は時代の変化と共に多様化しているが、今もなお県内ではお守りのような存在で、普通の暮らしの風景の一部として馴染んでいる。
やちむんの里や読谷村内でもそんなシーサーを作っている工房があり、先祖代々シーサーを手がけていたり、雑器と平行して作陶する職人もいる。ひも状にした土をぐるぐると巻いて積み上げていく「手びねり」や、体の形のみ型を用い、耳や巻き毛、しっぽなどを後から加える「半型」などの作陶方法によって一つひとつ丁寧に仕上げる。うつわとはまた違う、作る人の体温が感じられる手作りのシーサー。それは「だんだんと作る人の顔に似てくる」と言われる所以だろうか。どんな人が作ったのだろう…そんな想像も楽しい。
2021-11-15 09:36:52
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