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ふるさと納税

事業者インタビュー 進藤商店

福岡県と佐賀県にまたがる海・玄界灘に面し、古くから海の幸に恵まれてきた町、福岡県新宮町。
ここに、「干物と言えばこのお店」と昔から地元の人たちに愛されてきた干物屋さんがあります。
それが創業100年を超える干物の老舗「進藤商店」。
有限会社進藤商店取締役社長・進藤光代さんに地域から愛される理由や、丁寧な干物作りのこだわりを伺ってきました。

―製法や特徴について教えて下さい

創業当時から、「丁寧な手作り感」を大切に干物を作り続けています。
干物の並べ方や切り方一つにしても、代々厳しく教えられてきました。

良いものを丁寧に提供することをずっと揺るがずに続けていることが、お客さまへの信頼にも繋がると思っております。
例えば作り方や箱詰め1つとっても、手を抜かずにやるということを大事にしています。

―最近ではネットやテレビでの評判もあって全国区となっておられますよね

そうですね、福岡出身の博多華丸・大吉さんに来て頂いて以来、ネット販売もとても好評で本当にありがたいことだと思います。

それから徐々にたくさんの方に知って頂く機会が増えました。やはり自社で発信できる範囲は限られているので、メディアの力はかなり大きいのだな、と痛感しています。

うちだけではなく、新宮町は全体的に干物を扱ってる所がたくさんあります。
そのため、他の地域よりも、多くの干物を選べるという点が新宮町の特徴の1つです。

―工場で働いている方は、どのような人が多いのでしょうか?

そうですね、ほとんどはある程度子育てが終わった世帯のお母さま方に来て頂いています。昭和50年代頃には、相島から船で渡って来て頂く方もいらしたり、本当にたくさんの方に助けられてきました。

―それによって、地域に仕事を作るという点では地域貢献にも繋がっていますよね

そうですね。地域に仕事を作るだけでなく、地域の人に楽しんでもらうことが大事だと思っております。
そのため、年に3回は地域向けに定価の商品を安く売ったり、「福箱」といってお得なセットものをご用意する機会も設けているんです。

あとは地域の幼稚園や小学校でイベントがある時には欠かさずご協力をさせて頂いております。小さい頃からお魚に親しむというのはなかなか現代のご家庭では難しいところだからです。

副食やおかずに魚を使う機会も少なくなってきてると思うので、イベントを通じて小さいお子様にも食べて頂いて、美味しいと感じてもらえれば嬉しいです。
小さい頃から魚を食べていると、大人になっても覚えて下さっていて、当店に買いに来ていただく方もいらっしゃるんです。

その都度内容は変えていて、ご飯の中に魚の干物を焼いたり茹でたりなど色々工夫してご飯ものを作ります。
味噌汁は昔からつみれ汁を作ることが多いです。

最近では色々なものを入れてみようということで、例えば夏にトマトの味噌汁作ったりなど、考えながらレシピを決めていくのも一つの楽しみですね。
スタッフからはレシピ本を作ったら良いのでは?と言われるくらい、かなりレシピのパターンも多くなってきてます。

―新宮町のふるさと納税の返礼品の中でも、進藤商店さんが担っている割合はかなり大きいですよね

ふるさと納税を通して食べて頂いて「美味しかった。また食べたい」というお声も頂いて、本当にありがたい限りです。

弊社も潤い、町も潤うということは大変良いことだと思います。
やはりこの町で商売をさせて頂く以上は、色々なもので町に貢献していきたいですね。

―返礼品としてはどういった商品を提供されているのでしょうか?

人気商品である「銀だらみりん」や、何種類かの鯖が入った「鯖づくし」、そして単品で「塩鯖」と「鯖みりん」など6〜7点ぐらい出させて頂いてます。中には詰め合わせなども入っております。

一緒に働いてきたから今があるのかなと思います。私も製造から入りまして、主人がほとんど仕入れ、弟が営業をしました。魚のいろはなんて知らなかったので、相島の人たちに全部習って中に入って一緒に仕事していました。
その当時は10名ほどだったと思います。

みんな本当に親子のような感じですね。私は20代で、相島の方たちが60代くらいだったと思います。みなさんとはお母さんのように付き合って頂きました。
当時から、この方たちよりも上手にならないといけないという思いがずっとありまして、教えて頂きながら少しでも早く上手に、と切磋琢磨しておりました。それを経験しているから今も色々なやり方を教えたり注意などもできると思います。だからやはり現場ってすごく大事だなと今になって思います。

―新宮町はどんな町でしょうか?

新宮町は山紫水明で、海あり山あり、本当に住みやすく人も温かい町です。
その中で小さな干物屋ですが、弊社をふるさと納税の返礼品の1つとして取り上げて頂けたことを誇りに思います。
これからもずっと事業を続けていき、「新宮町に進藤商店あり」と思って頂ければ大変嬉しいです。

創業100年以上続く老舗の干物屋「進藤商店」。
長い間たくさんの人から愛される理由は、創業時から変わらない丁寧な干物作りと、「地域の人に楽しんでもらいたい」という地域への想いでした。

地域のお母さん達が1つずつ手作業で作る干物には、愛情と代々受け継がれてきたこだわりの技法が詰め込まれています。
そんな昔ながらの味は、ご飯のおかずやお酒のおつまみに合うこと間違いなしです。

お子さまからお年寄りまでやみつきになる一品をぜひお試し下さい。

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