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いくら、鹿肉、新巻鮭、鍛高譚…魅力的な返礼品が満載!北海道白糠町ふるさと納税感謝祭2019レポート

2019年2月初旬、北海道白糠町が東京駅の目の前にある丸ビルで「北海道白糠町ふるさと納税感謝祭2019」を開催しました。

実際にふるさと納税の返礼品として提供されている食材を使って、フレンチの名店「サンス・エ・サヴール」で特別なフルコースを味わいながら、生産者の方々から直接食材や白糠町に関する思いを聞くことができるイベントです。

今でこそ、魅力的な特産品がいっぱいの白糠町ですが、実は以前はそれほどたくさんの特産品と呼べるものが無かったと関係者の方にお聞きし、大変驚きました。ふるさと納税の取り組みを通じて、白糠町の魅力を再発見し、白糠ブランドを作り上げて発信している生産者や自治体の皆さんのお話を直接お聞きする貴重な機会となりました。

ふるさと納税magazineでは幸運にも取材の機会をいただきました。非常に盛り上がったイベントの様子や、スペシャルメニューのレポートを通して、白糠町に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

北海道白糠町(しらぬかちょう)の紹介

画像出典:https://shiranuka-furusato.jp/

北海道白糠町(しらぬかちょう)をご存知でしょうか。

北海道の道東地域に位置し、釧路市と隣接する白糠町は、豊富な海の幸、山の幸を特産とする自然豊かな町です。

ししゃも、毛ガニ、柳たこ、鮭、つぶ貝といった海産物や、白糠町で生産したしそを使った焼酎「鍛高譚」、イタリアンチーズ、羊肉、鹿肉などをふるさと納税の返礼品として用意しており、町内で加工したいくらや数の子なども高い人気を集めています。

北海道白糠町ふるさと納税感謝祭について

「北海道白糠町ふるさと納税感謝祭」は、寄附者の方へ、日頃の感謝を伝える場として企画されました。寄附者にとっても、実際に自治体担当者や生産者の方と触れ合える機会として注目のイベントです。

これまで白糠町にふるさと納税を行った方を対象に募集したところ、なんと17,000件以上の応募があったとのことで、当選倍率は80倍だったそうです。人気の高さは、それだけ返礼品を気に入った方が多かったという証拠ですね。

白糠町 | ふるさと納税制度
http://www.town.shiranuka.lg.jp/section/kikaku/furusato.html

白糠食材のフルコースを提供、サンス・エ・サヴール

東京駅のすぐ前、丸の内のランドマークタワー「丸ビル」。その35Fにあるフランス料理店
「サンス・エ・サヴール」が今回の会場となりました。

南仏の名店「ル・ジャルダン・デ・サンス」の海外一号店で、料理長は鴨田猛氏。鴨田料理長は箱根のオーベルジュや神戸のホテルを経てフランス、ベルギーで3年間フランス料理の修行を重ね、帰国後「サンス・エ・サヴール」に入店、2012年料理長に就任されました。
鴨田料理長が作り上げる日本の食材を使った南仏料理は繊細で軽やかです。

店名のSens & Saveurs (サンス・エ・サヴール)は、フランス語で「五感」を意味します。「五感全てで感じて食事の時間を楽しんでもらいたい」という、南仏モダン・キュイジーヌの先駆者、ジャック&ローラン・プルセル兄弟の想いのこもったお店です。

サンス・エ・サヴール 店舗情報
〒100-6335
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 35F
TEL. 03-5220-2701
URL. https://www.hiramatsurestaurant.jp/sensetsaveurs/

白糠町ふるさと納税感謝祭2019

白糠町の思い

イベントはまず、棚野白糠町長の挨拶から始まりました。

「皆さま、本日は北海道白糠町ワールドへようこそおいでくださいました。白糠町ではふるさと納税制度を活用させていただき、町の活性化につながっています。うちの町はいいものがあるんだ、というだけでなく、悪いものがないんだ、といつも言っています。ふるさと納税などで町外で評価をされますと、やはり変わっていきます。生産者の皆さんがオシャレになり、意欲的になってきました。同時に寄附のおかげで町づくりもいろんな意味で進むようになりました。改めて感謝を申し上げます。

我が町は食材、素材に恵まれている町です。フルコースで味わっていただいた方が、白糠町の本当の良さが分かっていただけるのではないか、ということで、サンス・エ・サヴール様のご協力をいただきながらご用意いたしました。鴨田料理長には何度も白糠に来ていただき、食材を厳選、ゴッドハンドで白糠食材を素晴らしいフレンチにしていただきました。
本日は白糠食材のフルコースをご堪能いただき、『白糠に行ってみたい』と思っていただければ幸いです。」

白糠町 棚野町長

白糠町の食材について

サンス・エ・サヴールの鴨田料理長が白糠町におもむき、現地の生産者と食材について吟味し、メニューを作り上げる様子が映像で紹介されました。

いくらや鹿肉などの食材を確かめる度に、鴨田料理長からは「いくらが鶏卵の卵黄のよう。今までに食べたことがない」「貴重な鹿肉が普通の食材と同じようにお店で買えるなんて」といった感嘆の声が。この後のフルコースへの期待が否応なく高まります。

サンス・エ・サヴール 鴨田料理長

「『白糠の食材は素晴らしい』『白糠の食材には価値がある』ということを明確にできるようなコンセプトを持ったお料理を作り上げていきたいと思います」

次に、鴨田料理長から特別メニューに使われた白糠町の食材について解説がありました。

「本日は白糠町の食材をふんだんに使用したサンス・エ・サヴールのスペシャルメニューをご用意いたしました。先ほどの映像の通り、実際に白糠町を訪れ、二年ほど前から私どもの店でも食材を使わせてもらっています。現地で味わった素材の良さを、料理を通して感じていただけるようなコースに仕立ててまいりました。
今回は8割ほど、白糠町の食材を使っています。」

一口前菜:柳葉魚(ししゃも)

非常に旨味が濃厚な乾燥したオスのししゃもを、牛乳で炊きこんでリエット状(※1)にしました。

※1:リエット=パテに似たフランスの肉料理。

前菜:鰯、羊、いくら、つぶなど

ふんだんに白糠の食材を使った一皿です。どれが主役というわけではなく、どれも主役級の食材ですので、いろいろなアレンジでご用意しました。
身が大きくてプリっとしている広洋水産株式会社さんの鰯と、茶路めん羊牧場さんの仔羊、こちらはパンチェッタ(※2)にしたものを一緒に春巻きの皮でくるんで香ばしく焼き上げています。
まるで鶏卵のようなコクのあるいくらも素晴らしい味わいです。風味が豊かで燻製がかった香りもするいくらを鶏卵の代わりに使ってマヨネーズにしました。
また、シャルトリューズ(※3)というフランスのリキュールに漬け込んだいくらは、モッツアレラチーズなどと一緒に召し上がると味わいが非常に豊かになると思います。
モッツァレラチーズはミルクが特徴的で、使っているミルクの鮮度、そして運搬時にも衝撃を与えないというこだわりがあります。ミルクの味わいがとてもマイルドなモッツァレラチーズです。
最後に白糠の漁港で獲れました「灯台つぶ」、モチモチとした食感で、二時間ほど定温で柔らかく火を入れています。アワビのような旨味と食感が特徴的です。

※2:パンチェッタ=2日ほど塩漬けにし、その後一週間ほど乾燥させた加工肉。ベーコンと同様。
※3:シャルトリューズ=薬草やハーブのリキュール

魚料理:時鮭

時鮭はとても脂ののった鮭です。外部から油を加えることなく、素材自体が持っている脂でコンフィにしています。素材の持つ脂で中からじっくりと火を通しました。
白糠漁港で揚がりました北寄貝(ホッキ貝)。色がとてもきれいで、大振りのプリっとした甘み豊かなホッキ貝を、ポロ葱と合わせて甘みと深みを演出しています。

メインディッシュ:えぞ鹿(ロース肉)

日本全国、様々な鹿肉を食べましたが、この鹿肉は日本で一番美味しいと思っています。名人が400メートル先から一撃でハントし、鹿にストレスを与えることなく仕留めます。良い状態のものを良い状態のまま管理することが大事です。
付け合わせは寒締めのほうれん草です。このほうれん草は、糖度が15度まで上がりフルーツのような甘みがあるのが特徴です。

デザート:リコッタチーズ、しそ

チーズ工房白糠酪恵舎で作られたリコッタチーズは、本当にフワフワぷるぷるで、これをムースにしてさらにフワフワにしています。
しそ焼酎「鍛高譚」でも使われているしそを、フランボワーズやイチゴと合わせてクーリ(ソース)代わりにしています。クリーミーな味わいのリコッタチーズとの相性は抜群だと思います。

「ご参加の皆さんにご満足いただき、白糠の食材がアピールできるようにしっかりと務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。」

生産者からのメッセージ

返礼品を生産されている白糠町の各企業、団体からも、白糠町の特産品のアピールが行われました。

海産物

いくら、鰯といった海産加工物を、鮮度を保ったまま適切な処理方法で加工することで、最高の食材として提供しています。(事業者:広洋水産株式会社)

数の子、時鮭など日本の食文化を伝える意味でも、ふるさと納税の返礼品として紹介できることは大変意義があると思っています。(事業者:東和食品株式会社)

柳たこ、灯台ツブ、ホッキ貝北海道の厳しい自然、冬は特にマイナス気温の中、漁師達も頑張って、いい魚を皆さんに提供したいと思っています。(事業者:白糠漁業協同組合)

写真右より:広洋水産株式会社様、東和食品株式会社様、白糠漁業協同組合様

えぞ鹿

鹿は撃つ、ハントするところから肉の価値が変わってきます。300~400m先から首を一発で仕留めることで、美味しい肉になります。美味しくいただくには、苦しめて痛い思いをさせずに一発で仕留め、適切に処理することが大事です。
おかげさまで日本全国600以上の店舗に卸させてもらっています。最盛期は1,300頭ほどさばきましたが、需要に追い付かない状態です。(事業者:株式会社馬木葉)

写真右より:馬木葉様、白糠酪恵舎様

チーズ

生乳本位のミルクの味がしっかり伝わるチーズを作り続けようという信念で日々製造に携わっています。ミルクの風味を感じる、牧場の風景が頭の中で想像できるようなチーズを皆さんに提供できたらと考えています。(事業者:株式会社白糠酪恵舎)

レストランはまなす

白糠町はここまで紹介のあったように、海のもの、山のもの、野菜、チーズと、まるで食材の宝庫のような町であり「美味しいまち 白糠」というキャッチフレーズも立てています。
今日は鴨田料理長と一緒に厨房に立たせていただくという、大変有難いチャンスをいただきました。勉強したものをまた地元に持って帰って、ただの食材の町ではなく、それを美味しくできるノウハウを持った店として、これからも努力していかなくてはならないなと改めて感じました。皆さまが白糠町にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひお寄りいただきたいなと思います。

レストランはまなす 谷口シェフ

白糠食材を使ったスペシャルメニュー

一口前菜

<大森水産>柳葉魚と<白糠酪恵舎>リコッタチーズのマルメラード 黒オリーブのアクセント

カリッと炙られた乾燥ししゃもの香ばしさを感じるとともに、牛乳で煮込まれたリコッタチーズと混ぜ合わさったクリーミーな味わいと、二つの味を楽しむことができました。
コースの入り口であるアミューズから、非常に手間のかかった複雑な仕上がりで、これからの料理にも期待が高まります。

前菜


<広洋水産>鰯と<茶路めん羊牧場>仔羊パンチェッタのクルスティヤン
<広洋水産>いくらを使ったアイヨリソース レモンコンフィのクーリ
<白糠酪恵舎>モッツァレラチーズと<白糠漁港>灯台ツブのサラダ仕立て

どこから食べようか迷ってしまう前菜。鰯と仔羊パンチェッタの春巻きは、白糠の海と山の滋味が同時に口の中で楽しめました。薄い黄色のソースは、いくらとレモンを使ったアイヨリソース(マヨネーズ)で、爽やかな風味が南仏の海を思わせます。
さらに、シャルトリューズに漬け込まれたいくらは、これまで食してきたいくらとは全く異なり、一品としても、ソースとしても絶品でした。
アワビのような食感を持つ灯台ツブは大ぶりで、低温調理によってモチモチした食感を失うことなく、歯ごたえも抜群。白糠食材の魅力がたっぷり詰まった一皿でした。

魚料理


<東和食品>時鮭のミキュイ エピス風味のビネグレット
ポロ葱と<白糠漁港>ホッキ貝のエチュベ 軽やかなジャガイモのムース

春~初夏に漁獲されたシロサケを時鮭、時不知(トキシラズ)といいます。この時鮭自身の脂でじっくりと火を通したコンフィは、スプーンで食べられるくらい柔らかく、とろけるような仕上がりです。高温調理していないため、身がパサパサにならずにしっとり。時鮭の香りが濃縮されて、いつまでも口の中で味わっていられます。
ポロ葱とホッキ貝のエチュベは、時鮭と同様に食材の深い甘みが引き出されており、酸味のあるビネグレットソースや、ミルキーなジャガイモのムースと合わせて、味の変化も楽しむこともできました。

メインディッシュ

<馬木葉>えぞ鹿とフォワグラのロティ
<白糠酪恵舎>タンタカ香る<大前産業>寒締めほうれん草とマカロニのリゾット
薩摩芋のピュレ ソースポワブラード グリオットチェリーとリコリスのレデュクション

えぞ鹿のロース肉は和牛でよく見られる脂のサシがなく、あっさりとした赤身です。適切な処理をされた鹿肉は臭みがありません。ジビエの野性味も感じられ、コクのあるフォワグラとも相性ばっちり。鹿肉の旨味が美味しいソースと絡めて、時鮭と同じくいつまでも噛みしめていたいくらいでした。
糖度の高い寒締めのほうれん草は、葉が肉厚で少しチリチリしており、料理長の説明にあったとおり普段口にするほうれん草よりもかなり甘く、熟成したタンタカチーズが甘みをより強く引き出していました。

デザート

<白糠酪恵舎>リコッタチーズのタルト 濃縮ミルクのアイスクリーム
<紫香舎>紫蘇とフランボワーズの塩クーリ ドライクランベリーのアクセント

ふわふわのリコッタチーズのムースと、濃厚なミルクアイスクリームの組み合わせにほっと笑顔になりました。甘みは強めですがしつこくなく、紫蘇の爽やかな香りとフランボワーズのほどよい酸味が織りなすクーリが、さらにデザートの甘さをほどよくさせ、口の中に広がっていきました。

食材本来の風味を大事に調理されている料理の数々に、まだ見ぬ北海道白糠町の海や山に想像を巡らせながら、素晴らしい時間を過ごすことができました。

美食家ならすぐわかる!?白糠町の素材を使った『白糠クイズ』

食事のあと、白糠食材を使った『白糠クイズ』が行われました。
出題は3問、全問正解者には白糠食材の詰め合わせが当たるチャンスがあります!

1問目:焼酎 しそ焼酎「鍛高譚」はA、Bどちらか

しその香りがする鍛高譚と、片方は一般的な焼酎だったので、違いは香りを確かめただけでもすぐに分かりました!お酒が苦手な方や、ドライバーの方でも参加できる問題ですね。

2問目:数の子 白糠で製造されている数の子A、Bどちらか

数の子はニシンの卵です。日本では、数の子は「ゴリゴリ、プリプリ」という食感のものが好まれてきました。片方は太平洋、片方は大西洋で獲れたニシンの卵ということで、毎年「数の子豆」を作る家で育った筆者が「良い数の子」として選ばれる味に近いものを選択しました。ポイントは「固さ」。太平洋は海が荒いため、ニシンの卵は波に流されないようにぎゅっと締まり、固い食感が生まれるのだそうです。逆に大西洋は穏やかなため、卵もふわっとしています。

3問目:いくら 北海道産のいくらはA、Bどちらか

最後は超難問!見た目では違いがわからないAとBのいくら、実際に味わっても「どちらも美味しい」と感じてしまい、迷った末に先に選んだものではなく、もう片方を選択したところ、先に選んだほうが正解でした…!
二種類のいくらの違いは、「一度冷凍したものか、二度冷凍したものか」。海外から原料として輸入したいくら(※)を、解凍後、日本でいくらに製造、再度冷凍したいくらは、二度冷凍することによりコクが失われているそうです。
調味液により、このコクの味をカバーしているので、筆者には両方美味しく感じたのですが、説明を聞いてみると、やはりコクは最初に選んだほうがあったようにも感じられました。

※原料として輸入されたいくらは、バラバラになっていない筋子状のもの

全問正解は逃しましたが、クイズコーナーは非常に盛り上がりました。
正解者の中から抽選で1名の方に、白糠食材詰め合わせ(1万円相当)が後日送付されるとのことでした。
おめでとうございました!

白糠町にふるさと納税を

白糠町では、ふるさと納税感謝祭で使用された食材のいくらや鮭、チーズなどの特産品を、ふるさと納税の返礼品として紹介しています。

会場では白糠町のおすすめ返礼品ランキングも紹介されていました。

おすすめ返礼品ランキング

海鮮のランキングはこちら!

第一位 いくら

第二位 ししゃも

第三位 味付け数の子

第四位 新巻鮭姿切り身

第五位 たらこ

そして、セットでの返礼品ランキング第一位は「白糠なまらスペシャル定期便」。
年6回、季節の旬の食材が定期便で届きます。ししゃも、新巻鮭、いくら、羊・鶏・鹿肉の焼肉セットなど、人気返礼品ランキングにも入っている食材を一年を通して楽しむことができ、バラバラに注文するよりもお得になっています。

ぜひ、ふるさと納税をおこなって、白糠町の海と山の幸を味わってみてください。

さいごに

魅力たっぷりな北海道白糠町の「ふるさと納税感謝祭2019」の様子をお伝えしました。

移住・定住者には新築用地の提供や、固定資産税の減額など、様々な支援が行われ、子育て支援として18歳まで医療費無料、給食費無料、入学支援金の支給など、保育・教育の支援も手厚い自治体です。

「ふるさと納税を機会に白糠町を知ってもらい、興味があればぜひ白糠町を訪れてほしい」という関係者の皆さんの温かい思いが伝わるイベントでした。来年以降もこうしたイベントを続けていきたいとのことです。

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