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ふるさと納税の仕組み:ふるさと納税の控除額の確認方法を解説!住民税と所得税でそれぞれ異なる

ふるさと納税を利用したものの、税金の控除対象としては場合によって「住民税」だったり「所得税」だったりします。また、申請方法もワンストップ特例制度があるなど、結局どこでいくら控除されているのかというところがわかりにくいですよね。

そこで、今回の記事では、ふるさと納税の控除額の確認方法について解説していきます。

具体的には、

  • 住民税と所得税の控除額の確認方法
  • 控除されていない場合の確認方法
  • ワンストップ特例制度を利用した場合の確認方法

の重要なポイントのみをご紹介します。

ふるさと納税の控除額の確認方法について知りたい方は、参考にしてください。

ふるさと納税の仕組み:控除額の確認方法は住民税と所得税でそれぞれ異なる

ふるさと納税の大きな特徴としては、3つ。

  1. 寄附金の使い道を納税者が選べる
  2. 返礼品は特産品、食べ物、レジャー体験など様々
  3. 住民税と所得税が控除される

寄附金の控除額は上限額が決まっています。
上限の範囲内で寄附を行えば、自己負担額を2,000円のみに抑えられます。

また、ふるさと納税の寄附金控除を受けるためには、

  • 確定申告
  • ワンストップ特例制度

のどちらかで申請が必要です。

ふるさと納税の仕組みについては関連記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読を。

関連記事:ふるさと納税の仕組みをわかりやすく解説!控除や還付についても紹介(KWD:ふるさと納税 仕組み)

なお、ふるさと納税で控除される

  • 住民税
  • 所得税

の2つは、それぞれ確認方法が異なります。

それぞれ詳しく解説していきます。

住民税の控除は住民税通知決定通知書で確認

住民税の控除は、住民税通知決定書で確認できます。

5月以降に送られてくる住民税決定通知書は住民税の金額を知らせてくれる書類です。
住民税決定通知書では控除の金額を確認できます。

そのため、ふるさと納税を利用し寄附金控除が反映されたかの確認もできるのです。

続いて、所得税の確認方法について解説していきます。

所得税の還付は確定申告書で確認

所得税は、確定申告で申告した際に還付される金額が記載されるため、そちらで確認が可能です。

還付金の支払いがある場合は、おおむね1ヶ月から1ヶ月半程度で手続きがされます。
e-Tax(電子申告)で提出した還付申告は、3週間程度。

なお、還付金の受け取りは、以下の2つです。

  • 預貯金口座への振込み
  • 最寄りのゆうちょ銀行各店舗又は郵便局に出向いて受け取る

参考:国税庁 | 税金の還付
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/qa/11.htm

続いては、ふるさと納税で控除される金額の計算方法を解説しています。

ふるさと納税の控除額の計算方法を解説

ふるさと納税の控除額の計算方法は、住民税と所得税でそれぞれ異なります。

所得税からの控除 = (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」

住民税からの控除(基本分) = (ふるさと納税額-2,000円)×10%

住民税からの控除(特例分) = (ふるさと納税額-2,000円)×(100%-10%(基本分)-所得税の税率)
※特例分での計算が住民税所得割額の2割を超える場合は、下記の計算式となります。

住民税からの控除(特例分) = (住民税所得割額)×20%

※具体的な計算は、お住いの自治体へお問い合わせください。

所得税は、ふるさと納税を行った年の所得税から控除されます。
住民税は基本分と特例分を足した金額が、ふるさと納税を行った翌年度の住民税から控除。

参考:総務省 | ふるさと納税のしくみ
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html

もしふるさと納税分が控除されていなかったり、控除額が少ない場合はどのようにしたら良いのでしょうか?

詳しく解説していきます。

ふるさと納税分が控除されていない!控除額が少ない場合の確認方法も合わせて紹介

ふるさと納税分が控除されていなかったり、控除額が少ない場合は、以下の3つを確認しましょう。

  • 手続きが正しくできていたか確認
  • 控除上限額が超えていなかったかを確認
  • 自治体へ問い合わせてみる

「控除されていない!」
と気持ちが焦ってしまいますが、一つ一つ確認していけば大丈夫です。

それぞれみていきます。

手続きが正しくできていたか確認

まずは、ふるさと納税の手続きが正しくできたかを確認しましょう。

ふるさと納税の手続きができていない場合、控除を受けられません。

例えば、

  • ワンストップ特例制度で一箇所申請を忘れていた
  • 6つ以上の自治体へ寄附したのに確定申告を忘れていた

といった手続きミスがあります。

念のため、改めてふるさと納税の手続きができていたかを確認しましょう。

続いて確認したい点は、控除上限額を超えていなかったかどうかです。

詳しく解説していきます。

控除上限額を超えていなかったかを確認!注意点3つを解説

控除上限額を超えてしまっていた場合は、自己負担額を2,000円に抑えられません。

上限額をこえていた場合は、各自治体に対する単純な寄附になります。

そのため、控除上限額を超えて寄附すると自己負担額が大きくなるのです。

そして控除上限額を確認するために注意したい点は、以下の3つです。

  1. 医療費控除や住宅ローン控除など他の控除を受けているか
  2. 家族構成や扶養家族の変更がなかったか
  3. 所得額が予想と違っていなかったか

それぞれについてみていきましょう。

1.医療費控除や住宅ローン控除など他の控除を受けているか

ふるさと納税と合わせて、

  • 医療費控除
  • 住宅ローン控除

などを受けている場合は控除上限額が変わります。

他の控除を受ける分、課税所得額が少なくなるからです。

そのため、ふるさと納税の寄附金控除以外にも控除を受けているかどうかを確認しましょう。

続いての注意点についてみていきます。

2.家族構成や扶養家族の変更がなかったか

2つ目の注意点は、家族構成や扶養家族の変更がなかったかどうかです。

家族構成や扶養家族の変更があった場合、控除上限額が変わります。

扶養家族の変更には、例えば両親と同居することになって扶養家族が増えたなどのケースがあります。

家族構成や扶養家族の変更があった場合は、改めて控除上限額を確認しましょう。

続いての注意点についてみていきます。

3.所得額が予想と違っていなかったか

3つ目の注意点は、所得額が予想と違っていなかったかどうかです。

ふるさと納税の控除上限額は、1年間の所得額によって決まります。
そのため、個人事業主の方であれば、事業の売り上げの変動などで所得額の予想が難しい場合もあります。

予想していた所得額と実際の所得額が違った場合、控除上限額が変わるため注意が必要です。

所得額の予想が難しい場合で自己負担額を2,000円に抑えたいなら、あらかじめ所得額を低く見積もっておきましょう。控除上限額の超過を防ぐことができます。

ここまで、控除上限額を確認するための注意点についてご説明してきました。
改めて整理します。

  1. 医療費控除や住宅ローン控除など他の控除を受けているか
  2. 家族構成や扶養家族の変更がなかったか
  3. 所得額が予想と違っていなかったか

続いて、確認しておきたいケースをご紹介します。

役所のミスかどうかの確認

ふるさと納税の制度は複雑で、自治体の方も把握しきれていないケースがあります。
もしかしたら計算ミスで控除されていない場合があるかもしれません。控除されていない場合は、お住いの自治体へ確認してみましょう。

ここまで、ふるさと納税を確定申告で申告した場合の控除額の確認方法についてご紹介しました。

ただ、会社員の方など、ワンストップ特例制度で申請したい場合もありますよね。そんなときの控除額確認方法はどうなるのでしょうか?

詳しく解説していきます。

ふるさと納税をワンストップ特例制度で申請した場合の控除額確認方法は住民税決定通知書

ふるさと納税をワンストップ特例制度で申請した場合、控除を受けることができるのは住民税のみです。

ワンストップ特例制度の控除は住民税のみです。ですが、確定申告で申告した場合に控除される所得税分も含めて住民税から控除されるため控除総額は変わりません。

ワンストップ特例制度で申請した場合は、住民税決定通知書で控除額を確認できます

そのため、ワンストップ特例制度で申請した方は住民税決定通知書で控除額を確認しましょう。

「そもそもワンストップ特例制度の受付ができているかが気になる」という方は、関連記事で詳しく解説していますのでぜひご一読を。

ふるさと納税の控除を受けているかを確認しよう

今回の記事の内容をまとめます。

  • 住民税の控除額の確認は住民税決定通知書で確認できる
  • 所得額の還付額は確定申告で確認できる
  • 控除されていない場合や控除額が少ない場合は、手続きができているか、控除上限額が正しいかを確認しよう

ふるさと納税は、節税できる上に返礼品までもらえるお得な制度です。
ふるさと納税の控除が正しくできているかどうか不安な方は、ぜひ参考にしてください。

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